育休明けの不安も周囲の配慮と
整った環境により払拭

PROFILE

育休明けの不安も周囲の配慮と<br>整った環境により払拭

R.Yさん

看護師

2021年入社
他院や系列の一般病棟での勤務を経て、2021年1月に現在の療養病棟へ配属。一般病棟での看護リーダー業務経験を活かし、現在は教育委員として後輩の育成にもあたっている。

新たな経験ができることや病棟の雰囲気が入職のきっかけに

転職したのは、結婚で引っ越しをするタイミングでした。見学時、とにかく病棟や病院自体の雰囲気が良かったことを覚えています。働いているスタッフの生き生きとした表情や和やかさが心に残り、その日のうちに「ぜひ入職させてください」と連絡しました。

大坪会には複数の科があり、入院患者さんの対応もあるということで、興味を持ったのが入職のきっかけです。当初は一般病棟に入職しましたが、育休明けのタイミングで現在の療養病棟へ異動に。療養病棟の患者さんは寝たきりの方が多く、業務内容は処置(体の拭きとりや創傷のケアなど)やお風呂のサポートなどになります。

育休明けの不安も、周囲の配慮と整った環境により払拭

今から3ヶ月ほど前、1年間の育休から復帰しました。その際に現在の療養病棟へ異動となったのですが、ブランクもあり、新しい環境でのスタートには不安があったというのが正直なところでした。実際にこちらで働き始めてみたら、職場の皆さんに大変気にかけてもらえたので、そんな心配が吹き飛んでしまいました。

現在は時短で勤務しており、16時の退勤時刻までは本当にあっという間。そんな中、15時過ぎには、「何かやらなきゃいけない業務はある?」と皆さんが声をかけてくださり、「残っている仕事をやっていいよ」「あとは代わるよ」と、時間通りに帰れるように配慮してもらっています。

ここでは、子育て中のスタッフは約半数。育休から復帰する際に時短で戻ってくる方が多く、子どもがある程度大きくなるまで時短で働く方や、数ヶ月でフル勤務に切り替える方など、それぞれの環境や希望に合わせた働き方をしています。また、子どもの熱などで急なお休みをいただくときも、とても快く対応してもらえるのが、ありがたいですね。

個人的には、育児と仕事が両立できるように、週末に食事の作り置きをしたり、夫との役割分担をあらかじめ決めておいたり…といった工夫をしています。

情報収集や共有がしやすい職場

看護師になって以来、丁寧かつ寄り添う看護を目標にしてきました。患者さんご本人とご家族に、安心して快適な入院生活を送っていただけるように心がけています。

まだあまり知らない患者さんに対しても、日々の情報収集に努めているところです。療養病棟は入院期間が長い患者さんも多く、その方の特徴や雰囲気、「こうしてほしい」という希望を把握している看護師がいるので、それぞれの患者さんとの関わり方についても病棟の先輩に話を聞きながら考えるようにしています。

それから、チームワークを発揮するために、声かけなどのコミュニケーションを大事にしています。週1回の病棟ミーティング以外にも、重要な内容は毎日16時前に、時短勤務のスタッフも共有できるように話し合いの時間が調整されています。上手に取りまとめてもらえるので、安心して働ける環境です。

整った研修制度で成長できる環境がある

ここでは新しく入職される方に向けて、先輩看護師がマンツーマンで業務を教える「プリセプター制度」を導入。私は教育委員(プリセプター)なので、現場で技術なども身につけられるように丁寧に教えています。それ以外にも外部研修を受講することが可能で、やる気があれば成長できる環境が整っています。

また、病棟には専門的な知識がある方や何十年も経験があるベテランの方など、様々なスタッフがいます。大坪会には、いろいろな経験を積み、その中で磨き合い、人としても成長していけるという魅力があります。

慣れるまで大変だと思いますが、年数を重ねても、毎日が勉強になることの連続です。先輩たちの動きも見て学び、業務に活かしながら、くじけずに頑張ってもらえたらなと思います。